Advance/FrontSTR アセンブリ解析事例#
Advance/REVOCAP_PrePost による解析事例#
- MPC(多点拘束条件)を用いたアセンブリ構造の解析
- テーブルの天板(直方体)と脚(円柱)を別々のメッシュで作成
- 脚の下面部を固定
- 脚の上面部と天板の下面部をMPC接続
- 天板の上面部を荷重

形状モデルの作成#
付属スクリプトを使って直方体(天板)と円柱(脚)のメッシュを作成します。



Advance/REVOCAP_PrePost で読み込む#
-
天板のメッシュを読み込みます。
-
脚のメッシュを追加します。
-
「計算格子の追加」ボタン
-
4本の脚を追加します。




物性値の設定をする#
- 「計算格子」⇒「TOP」(天板の部材名)を選択して材料物性値の選択をします。
- 材料名から既に登録済みの「Alminium」を選択します。
- 脚の部材名についても同様に物性値の設定をします。

拘束条件を追加する#
- 「境界条件」⇒「BOUNDARY」画面から変位拘束境界条件を追加します。
- 境界条件を追加したい面(脚の下面)を選択します。
- X方向、Y方向、Z方向の拘束条件を0にします。
- 「追加」ボタンを押します。
- 同様に4本の脚それぞれに追加します。


荷重条件を追加する#
- 「境界条件」⇒「DLOAD」画面から分布荷重境界条件を追加します。
- 境界条件を追加したい面(天板の上面)を追加します。
- 圧力値を与えます。
- 「追加」ボタンを押します。
※ここでは上面全体に与えましたが、マウスで選択して一部に与えることもできます。


多点拘束条件を追加する#
- 「多点拘束条件」の画面から条件を追加します。
- 天板の上面を選択して一時的に移動させます。
- マスター面(天板の下面)を選択して「マスター面」ボタンを押します。
- スレーブ面(脚の上面)を選択して「スレーブ面」ボタンを押します。
- 「追加」ボタンを押します。


解析ステップの追加#
- 「解析の種類」⇒「静的解析」の画面から解析ステップを追加します。
- 「ステップ追加」ボタンを押します。
- 「静的解析ステップ」⇒「ステップ境界条件」の画面で有効となる境界条件を設定します。
- 「すべて追加」ボタンを押して、すべての境界条件を追加します。


モデルを保存・MPCの作成#
- 「モデル保存」ボタンを押して、フォルダを選択して保存します。
- 付属スクリプトを使って、多点拘束条件の係数を求めます。
- モデル名 top 多点拘束条件名 MPC0 の場合は以下のコマンドを実行します。


解析の実行#
- Advance/FrontSTR を実行する環境にモデル一式(フォルダごと)コピーします。
- Advance/FrontSTR を実行します。

結果を可視化する#
- 計算結果を Advance/FrontSTR を実行した場所からコピーします。
- 「結果読み込み」ボタンを押して、計算結果ファイルを選択します。
- 「カラーコンター」画面から色の設定をします。
- 「物理量の名前」ボタンで可視化する物理量(MISES-STRESS)を選択します。
- 「最大最小更新」ボタンを押して物理量の最大最小値を反映します。
- 「カラーコンター有効」をチェックします。


変形表示#
- 「変形」画面から解析結果の変形表示の設定をします。
- 「自動スケール」ボタンを押すと、解析結果の変形量から適当な倍率を自動設定することができます。
- 「変形有効」をチェックします。

