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汎用プリポストプロセッサ Advance/REVOCAP_PrePost を用いた FrontSTR 熱伝導解析#

境界条件#

  1. 熱伝達 (外壁) 熱伝達係数: 、雰囲気温度:
  2. 熱流束 (室内の床上面) 床面に対して分布熱流束
  3. 輻射
    ヒーターから内壁に熱を放射します。放射率: とします。

熱解析モデル#

PrePost での熱伝導の設定#

固体の熱伝導解析を行う方法

  1. 解析の種類で「熱解析」を選択する
  2. 定常(STEADY)または非定常(TRANSIENT)を選ぶ
  3. 初期時間増分、計算時間を与える

PrePost での熱解析用材料物性値の設定#

熱解析用物性値の設定を行う方法

材料物性値を選択 材料モデルで「熱解析」を選択 比熱、熱伝導率、質量密度の値を設定します

PrePost での材料物性値の割り当て設定#

物性値をソリッドに割り当てる方法

  1.  計算格子の中の割り当てる領域(セクション)を選択
  2. 「材料物性値の選択」の材料名に割り当てる物性値を設定する

PrePostでの熱流束条件の設定#

熱流束条件の設定を行う方法

  1. 3D 画面で熱流束を与える面を選択する
  2. 境界条件の DFLUX(分布熱流束)を選択する
  3. 熱流束値を与える

PrePostでの熱伝達条件の設定#

熱伝達条件の設定を行う方法

  1. 3D 画面で熱伝達境界条件を与える面を選択する
  2. 境界条件の FILM(熱伝達)を選択する
  3. 熱伝達係数、雰囲気温度を与える

PrePost での輻射の設定#

形態係数を明示的に与える場合


FrontSTR の解析制御ファイルに与える値は放射率、形態係数から PrePost が自動的に計算して与えます。


形態係数を自動的に計算する場合

  1. 3D 画面で熱源となる面グループを選択
  2. 自動計算を選択して、熱源ボタンを押す
  3. 3D 画面の熱源の面グループの色が変わる
  4. 輻射を受ける面を選択して、輻射境界条件を追加する

初期条件#

初期条件ですべての節点に 15℃ を与える設定を行います。

  1. 初期条件を選択する
  2. 全節点のチェックを有効にする
  3. 温度 15℃ を与える

絶対零度の設定#

輻射の計算は絶対温度で行われるので、絶対零度の値を設定します。

  1. 物理定数の設定画面を選択する
  2. 絶対零度の値を設定する(セ氏で入力する場合は -273.15)

ステップ解析#

熱解析で「熱解析ステップ」を追加し、 上記で作成した境界条件をそのステップで有効にします。

BOTTOM  底面の熱流束

TOP_OUT  上面の熱伝達

SIDE_OUT  側面の熱伝達

TOP_IN   上面の輻射

SIDE_IN   側面の輻射

解析モデルの出力#

ファイルメニューからモデル保存を選択して、解析モデルを出力します。

解析の実行#

Advance/FrontSTR を使って解析を実行します。

解析結果の表示#

  1. ファイルメニューから結果読み込みを選択して、計算結果ファイルを読み込む。
  2. カラーコンターを選択する。
  3. 物理量の名前を「TEMPERATURE」を選択して、最大最小値を設定する。

関連ページ#