コンテンツにスキップ

エッジトーンの流体音響弱連成解析#

エッジトーンの事例により、音響解析ソフトAdvance/FrontNoiseと流体解析ソフトAdvance/FrontFlow/redを使用した、流体音響弱連成解析の実施手順をご紹介します。

エッジトーンとは、細く絞られたジェットが楔形のエッジに衝突する事で生じる流体音のことです。パイプオルガンやリコーダーなどの発音メカニズムとなる現象です。

流体音響弱連成解析の流れ#

実行手順と利用ソフト#

手順①流体解析#

流体解析条件#

  • 流体解析ソフト:Advance/FrontFlow/red
  • 非定常解析
  • 標準大気
  • 流入速度:
  • 乱流モデル:標準Smagorinskyモデル
  • 時間刻み:

流体解析結果#

手順②四重極音源作成#

流体解析結果からツールを利用して四重極音源を作成します。

任意の点におけるFFT解析結果を確認します。

手順③音響解析#

音響解析条件#

  • 音響材料:空気

    密度:

    音速:

  • 境界条件

    ドーム面    :無限境界

    エッジ表面、壁面 :完全反射(デフォルト)

    ドームの切断面  :完全吸収

  • 音源:四重極音源(点音源)

  • 計算周波数:10~1000Hz(Δf=10Hz)

音響解析結果#

  • 無限要素を用いた解析結果は、有限要素の外部領域(無限要素の領域)を含めて可視化する事が可能です。
観測点モードの出力結果(オプション:txt)#
観測面モードの出力結果(オプション:inp)#

関連ページ#