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ポンプトリップ解析(低い位置の空気弁考慮)#

管路系流体解析ソフトウェア Advance/FrontNet 事例

解析目的#

低い位置に空気弁を設置した場合のポンプトリップの解析を行い、参考文献と比較します。

解析モデル・解析条件#

図1 解析モデルと解析条件

図1 解析モデルと解析条件

解析結果#

図2 解析結果(圧力時系列)

図2 解析結果(圧力時系列)

図3 解析結果(管内空気体積)

図3 解析結果(管内空気体積)

参考またはご協力#

中田信夫、三輪俊夫、田中和男、藤原実,”空気弁による水撃防止”,荏原時報,第114号,p39-43(1980)

ポンプトリップ解析(低い位置の空気弁考慮)まとめ#

空気弁を考慮したポンプトリップ解析を行いました。空気の吸い込み/吐き出しや、圧力上昇を模擬することができ、解析と実測値の傾向は一致しています。

負圧を抑える効果をよく再現できているため、実用的には問題ないと思われるが、空気吐き出し時の圧力上昇は実測値が解析値の約2倍程度となっており、推定した諸元の見直しや解析精度は今後の課題です。

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