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LNG輸送システムの緊急遮断弁閉鎖時の水撃解析#

管路系流体解析ソフトウェア Advance/FrontNet 事例

解析モデル#

図1のようなLNG輸送システムがあり、圧力制御弁(緊急時遮断)、緊急遮断弁、サブライン流量調節弁があります。このシステム上で、緊急遮断弁が閉まったときの水撃の解析を行います。通常運転時の各部の流量や圧力は入力で与えます。

弁の遮断特性の詳細は不明であるため、解析条件として与えることとします。

図1 LNG輸送システムのモデル図

図1 LNG輸送システムのモデル図

解析目的#

緊急遮断弁閉鎖時の水撃値をシミュレーションを用いて予測し、安全評価を行います。これを利用して運転条件を実績から大きく変更した場合の安全評価に役立てます。

解析結果#

LNG輸送システムの実機試験結果を図2に、シミュレーション時刻=100秒で緊急遮断弁を閉じたときの圧力と流量の時系列試験解析結果を図3に、試験解析に用いた遮断条件を図4に示します。

図2 実機試験結果(民間エネルギー会社様ご提供)

図2 実機試験結果(民間エネルギー会社様ご提供)

図3 試験解析結果

図3 試験解析結果

図4 試験解析に用いた遮断条件

図4 試験解析に用いた遮断条件

参考またはご協力#

民間エネルギー会社様

お客さまの声(担当者様より)

「以前よりも送液量が増えたにも関わらず、より高い安全性とより低い運転コストを両立する水撃対策を実現できた事が大きなメリットです。」

LNG輸送システムの緊急遮断弁閉鎖時の水撃解析のまとめ#

解析と実機試験を比較すると、緊急遮断弁閉鎖時のLNG輸送システムの圧力・流量の振舞いをよく捉えることができ、圧力制御弁下流圧力ピーク値も10%程度安全側に評価しています。