地震時の冷却配管系の加振応答解析#
解析モデル・解析条件#
図1のような冷却系配管に対し、東西南北方向に加振が起こった場合の過渡解析を行います。地震波の条件は図2にあるように最大約200gal(震度4から5弱相当)とし、東西・南北共通としました。
図1 プラントの解析モデル図
図2 地震波条件(出典:一般財団法人日本建築センターの模擬波(基盤波)データ)
解析結果#
図3に結果を示します。グラフ中の赤丸は液柱分離が起こっていることを示します。加振によって圧力が飽和蒸気圧に至り、液柱分離・再結合によって圧力上昇が起こっている様子が分かります。
図3 計算結果(各部の管内圧力変動:110-120s)
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