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LNG実機プラント緊急遮断弁閉鎖時の液撃解析#

管路系流体解析ソフトウェア Advance/FrontNet 事例

解析目的#

LNGプラントにおいて、緊急遮断弁閉鎖時の水撃値をシミュレーションを用いて予測し、安全評価を行います。これを利用して運転条件を実績から大きく変更した場合の安全評価に役立てます。情報が不明な箇所がいくつか存在しますが、それらを推定して解析を行います。

解析モデル・解析条件#

図1 解析モデルと解析条件

図1 解析モデルと解析条件

解析結果#

図2 実機試験結果(ガス会社様ご提供)と解析結果の比較

図2 実機試験結果(ガス会社様ご提供)と解析結果の比較

参考またはご協力#

ガス会社様担当者様より。

「以前よりも送液量が増えたにも関わらず、より高い安全性とより低い運転コストを両立する水撃対策を実現することができたことが大きなメリットです。」

LNG実機プラント緊急遮断弁閉鎖時の液撃解析まとめ#

解析と実機試験を比較すると、緊急遮断弁閉鎖時のLNG輸送システムの圧力・流量の振る舞いをよく捉えています。ピーク後の振る舞いは実測値のほうが変化が緩やかですが、実測は緊急遮断弁全閉指令前の状態が揺らいでおり、解析では理想的な定常状態となっていることや、解析では情報が不明な部分を推定したことも影響していると考えられます。

本解析では設計的な視点からピーク値を重要視しました。圧力制御弁下流圧ピーク値は10%程度安全側に評価しており、運転条件変更の検討には十分利用できると判断できます。